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【蓄電池の設定はどうするべき?】電気代値上がりに合わせて考える

マイホームについて,一条ハウスでの日常についてのあれこれ,一条工務店のハナシ

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こんにちは、つぶちょこです☺
3月・4月の電気代について書いた時にも触れましたが、当初4月に電気代が上がる予定でしたが、少し延期されて、つぶちょこが契約している電力会社は6月使用分から値上がりが決定しました。

値上げ幅も見直す…とのことで期待していたんですが、25%近く上がるそうで、がっくしです😭
それに合わせて、蓄電池の設定を見直す時がついにやってきました…🥺
今回は、色々考えた結果、これからどうやって運用していくかを書きたいと思います🙌

なお、つぶちょこ家は【夜間の電気代が安い】【ピークに高い時間が季節によって変わる】プランを契約しているので、それを前提にお読みください✨

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蓄電池のモード

一条工務店の蓄電池には(つぶちょこが契約した2020年時)、4種類のモードがあります。
もちろんマニュアルに載っているのですが、ちょっと理解するのに時間がかかったため、、、(つぶちょこだけ?笑)備忘録も兼ねてゆる~っと説明を書きます😎

買電単価の計算方法

つぶちょこ家は夜間の買電単価が安いプランですが、モードを選ぶうえで、買電単価の他にも計算する必要がある金額あります。
それは、再生可能エネルギー発電促進賦課金単価 と 燃料費調整単価です。
この2つは、電力会社のHPで最新の情報を確認することができると思います😎

また、現在政府が1kwhあたり7円の値引きを行っています。
これは、電力会社のHPによっては、それを計算後の単価だったりもするので、注意してみてください。
計算してないようなら、対象期間内については7円引いてください☺

夜間買電料金 = 夜間の電気料金単価 + 再生可能エネルギー発電促進賦課金単価 + 燃料費調整単価(必要に応じて:ー7円)

と計算した上で、モードを選んでいきます。

ノーマルモード

買電単価が安い夜間の時間帯に充電を行い、買電単価が高いピークの時間帯に放電します。発電してる時間は、発電から使用量をまかない、残りを売電します。

充電を行う時間、放電を行う時間は自分で設定します🤗
「〇時〇〇分~〇時〇〇分」という設定ができます♪

設定としては、

充電時間:契約しているプランの中で、買電単価が安い時間を設定
放電時間:契約しているプランの中で、買電単価が高い時間を設定

とするのが一般的かと思います😊
(ただし、太陽が多く出る時期だと、ピーク時間だけ放電するようにすると充電した分が使いきれない事が多く、もったいないので、つぶちょこ家では11月~2月の太陽が少なく積雪もある時期は、放電をピーク時のみ、それ以外の月は、夜間時間帯以外全部を放電時間に設定していました🙌)

じゃあ、実際の【買電・放電・売電の動き】はどうなっているのか?ですが、

🌙夜間(買電単価が安い時間)🌙
  買電…使用している電気分、蓄電池への充電分
  放電…設定によるが、恐らく基本なし
  売電…できない

🔥ピーク(1日の中で買電単価が高い時間)🔥
  買電…放電・発電で不足した分だけ買う
  放電…設定によるが、恐らく基本あり
  売電…あり(発電から使用して→残りを売電)

☀その他の時間☀
  買電…発電で不足した分だけ買う
  放電…設定による
  売電…あり(発電から使用して→残りを売電)

こんな感じの動きになります。

夜間買電料金 < 発電の売電単価

である内は、この設定にするのがいいかと思います。
(夜間買電料金は、さっき書いたように、夜間の電気料金単価 + 再生可能エネルギー発電促進賦課金単価 + 燃料費調整単価(必要に応じて:ー7円)の合計額のことです)

例えば…
夜間買電料金が15円、売電価格が21円だとしたら、15円で充電して発電分は21円で売ることになります。
これを仮に、なるべく電気使用量を抑えたい!と思って、充電やエコキュート湯沸かしを夜間ではなく太陽光で行った場合、21円で売れる電気を使うことになります。夜間に使えば15円で済むのに…となるわけです。
なので、夜間買電料金 < 発電の売電単価 の場合は、ノーマルモードで夜間に電力を多く使ったり、充電を行うことで、買電料金と売電金額を相殺すると一番プラスになる、ということです。

つぶちょこ
つぶちょこ

つぶちょこ家は今まで、このモードを選んでいました!

時期によって、放電時間の設定を変えていました👐

節エネモード

太陽光発電からのみ充電して、発電が無い時間(夜間も含む)や太陽光発電で不足した時に放電するモードです。
売電・放電・買電は↓のようになります。

売電:蓄電池への充電と使用電力分を引いた残り
放電:使用電力が太陽光発電で不足した時に実施
買電:太陽光発電と放電で足りない分

このモードだと太陽光で出来る限るをまかなうので、電気使用量を極力抑えることができます。

夜間買電料金 > 発電の売電単価

の場合におすすめのモードです。
(夜間買電料金=夜間の電気料金単価+再生可能エネルギー発電促進賦課金単価+料費調整単価(必要に応じて:ー7円))

スマートモード

充電時間や充電レベルを自分で設定して、それ以外の時間帯は節エネモードと同じ動きをするモードです。

このモードは、充電時間と充電レベルをうまく設定することで、日中よりは安い夜間電気を最低限だけ充電し、朝の太陽が十分に出てくるまでの間、放電することができます。
(時間は15分ごとに設定できますが、充電レベルは再手が「6」なので、60%より低い設定はできません😥)

夜間買電料金 > 発電の売電単価

の場合におすすめのモードです。

蓄電モード

常に蓄電池が満充電になるように保つモードです。
充電がいっぱいになっている間、余剰電力が売電となります。

このモードは、計画停電に備えたりするのにオススメみたいです。

つぶちょこ
つぶちょこ

つぶちょこ家は、電気代の値上がりによって、

夜間の電気料金単価 + 再生可能エネルギー発電促進賦課金単価 + 燃料費調整単価

が、売電価格の21円を超えるようになります😭
よって、ノーマルモードから、節エネモードもしくはスマートモードに変更する必要があります。

節エネモードとスマートモードの違い

拙い文章で申し訳ないのですが、、、
ここまで読んで、「節エネモードとスマートモードの違いはなんなの?」と思った方いらっしゃいますでしょうか…

つぶちょこ
つぶちょこ

つぶちょこ も、です!!!

これを理解するのに苦労して、、、理解しても、また忘れちゃうんです(笑)

ちなみに、この前一条の現場監督さんとお話しする機会があったのですが、電気代上がるから設定見直さなきゃですよね~と話したら、
「今ノーマルモードだと思いますが、スマートモードにしたらいいですよ!」
と言ってました。
でもつぶちょこが色々考えてみたら、一概にそうとは言えないと思います。
備忘録も兼ねて、節エネモードとスマートモードの違いを書こうと思います!

節エネモード

節エネモードにすると、夜間に放電して蓄電池残量が0になった場合、太陽光が十分に発電されるまでの間は、使用分を買電することとなります。

夜間の電力単価が安い時間が22時~翌8時だとすると、8時以降に、発電が足りず蓄電池も残量が無く「買電」となってしまった場合は、夜間帯よりも高い電力単価で買電することになります。

つぶちょこ
つぶちょこ

使用分を太陽光発電でまかなえるのであれば、問題ないと思います!

スマートモード

一方、スマートモードにすると、自分で設定した充電レベルまで、設定した時間(夜間)に充電してくれるので、太陽光が十分に発電されるまでの間も、夜間に買って貯めた電気を蓄電池から使える、ということです。

夜間時間帯に単価の安い電気を(設定した量まで)蓄電池にためておくので、8時以降に発電で不足した分も、買電せずに蓄電池からの放電でまかなえます

つぶちょこ
つぶちょこ

買電するのは夜間帯のみで、日中は極力買電しないモードですね!

節エネモードとスマートモード、どっちを選べばいい?

結局のところ、「夜間買電料金>発電の売電単価 となる時はどっちがいいの?」と思いますよね…。
あくまでもつぶちょこが考えたつぶちょこの意見になりますが、ご参考になればと思うので、書きます🥰

重要なのは、朝の太陽光が十分に発電するまでの時間

何度も書いてしつこくてすみません😭
電力単価の安い時間帯が終わり、電力単価が上がる時間の内、太陽光が十分に発電する(売電を開始する)までの時間に注目する必要があります😊
太陽光がバリバリ出れば、電力単価が高かろうが太陽光から使用電力を賄えるし、使用してもまだ残る分は蓄電池に充電されます✨(そして更に余力があれば売電されます)
太陽光がたくさん出れば、蓄電池への充電が行われるので、夕方の太陽光が少ない時間帯については、蓄電池からの放電でまかなえるんです!

なので、朝の時間帯が重要となります🙄

つぶちょこ
つぶちょこ

~8時までが夜間電力単価のつぶちょこ家では、8時~太陽光ががっつり出る(使用電力 < 発電電力 となる)時間までが重要になります!

一条アプリをチェック

今までの実績がある方は、まず一条工務店のアプリで確認してみましょう♪
(ここから、今までノーマルモードを利用していたことを前提に話します)
これを面倒に感じる方は、雪国の冬以外はとりあえず【節エネモード】にしてみてもいいかもです😎

発電・消費・売電・買電・充電の実績が見られるので、そこを確認します😎
【パワーモニター】というアプリ

右上の「三」(横線が3本)

実績

電力量グラフ
で、見られると思います。

1年の中で、積雪が無い中での日照時間が一番短いであろう月の実績を見てみてください✨
1日ごとに次の点に注目してざざーっと見ていきます👀
(さすがに全部は無理だと思うので、月初めと月末の数日ずつでもいいかと✨)

注目すべきは、
夜間帯が終わった朝の時間に、発電量が使用量を上回っているか?です。

ここで、実績上、使用電力 > 発電電力 となる期間は、スマートモードにした方がいいと思います!

つぶちょこ家の2月のある日↓

つぶちょこ家の場合は、2月は↑のように朝の時間(8時以降)で、使用電力が発電電力を上回る日が結構あるため、スマートモードが良さそうです。
(つぶちょこ家では、2月半ばを過ぎると太陽光の上の雪は半分以上無くなる(落雪する)感じなので、2月後半から検証しています。)

つぶちょこ家の3月のある日↓

つぶちょこ家は3月になると、↑のように、ほぼ夜間帯以外に買電はしなくなり、8時を過ぎると売電するようになっていました。(発電した電力に余裕があるってことですね!)
3月の全日にちの実績を確認してみたところ、朝の時間帯で、使用電力が発電電力だけでは足りずに放電されているのは、3日間のみで、合計約2kwhでした。

こうなると、3月からは節エネモードで良さそうです。
スマートモードのままでも悪くは無いんですが、それだと21円の電気を売って、もっと高い電気を買電して充電することになるので、ちょっともったいないです。

なお、↓のような場合は、放電はされているのですが、発電量の方が消費量より多いので、節エネモードにしても買電は行われないと思います。
(ノーマルモードだと、放電してでもなるべく売電する!みたいな仕組みになっているのかもです)

節エネモードをオススメするのはこんな場合

ずばり、節エネモードがオススメなのはどんな時…?

👆色々考えるのが面倒だから簡単なモードにして放置したい
または
👆日照時間が長い地域に住んでいるため使用電力が発電で足りる

どちらかに当てはまる方は、節エネモードでも良いと思います!
(ただし、1ヶ月試してみて、夜間帯以外に電気をどれくらい使っているか確認してみる事をオススメします✨)

あとは
👆実績を確認したら、その月以降の朝の時間帯が 発電電力 > 使用電力 となっている

この場合も、節エネモードでいいと思います。

先ほども書きましたが、つぶちょこ家では、太陽光発電の上の積雪が無くなった後も、2月の末位までは8時~10時位に、発電量では使用電力が足りず、買電もしていました。(冬の期間は電力単価がピークになる夕方に放電するように設定していたため)
3月に入ってからは、ほとんどの日が買電は7時~8時で終了し、8時以降は太陽光発電で使用分は足りているようでした🤗
雪国でもこんな感じなので、日照時間が長い地域で夜間帯の時間がつぶちょこ家と同じであれば、節エネモードで大丈夫だと思います。

ただし!!
いくら設定が面倒でも、雪が降る地域は、冬の期間は節エネモードにしてたら大変なことになるので注意です!
(これはまた、季節が変わったら実際のデータを使って計算してみようと思います🙌)

スマートモードをオススメするのはこんな場合

では逆に、スマートモードはどんな時に使う…?

スマートモードをオススメするのは、
👆実績上、朝の時間帯に買電もしくは放電が行われている期間
です!

朝の時間帯に買電もしくは放電が行われているという事は、太陽光がまだ十分に出ていなくて、発電量が使用量よりも少ないということになりますね。

その時間にがっつり買電してるのであれば、夜間帯にレベル6まで充電しておき、発電の不足分を放電でまかなう方が、朝の時間帯に買電するよりも安く済みます。

ただし、これも注意があるんです。
実績上の買電・放電している量がそこまで多くないのであれば、夜間帯に充電せずに不足分を買電した方がいいかもしれません。(=節エネモード)
なぜなら、充電レベルは「6」より小さいレベルが無いから。
朝の太陽が十分に出る時間までの間に、充電60%分も使うかな??ということです。
床暖房ONの時期(3月・4月)ならあり得るのかな???
来年検証してみようと思います!🤗

つぶちょこ
つぶちょこ

値上げが延期になってたので、今年は3月・4月はノーマルモードで過ごしました

それから、スマートモードを使いこなすためには少し手間が必要です。
今までのノーマルモードでの実績を確認することもそうですが、スマートモードにしてからの実績も確認しながら、合う設定を見つけていくのがベストだと思います。

まとめ

色々考えながら書いたので、すごく長くなってしまいました、すみません😭💦💦
ざっくりとまとめます!

夜間買電料金 < 発電の売電単価 の場合はノーマルモード

ノーマルモードの設定としては、電力単価が安い時間帯に充電し、電力単価が高い時間に合わせて放電する、というのが良いと思います。

色々考えたくない人はひとまず節エネモード(積雪が無い場合)

夜間買電料金 > 発電の売電単価 の状況であれば、積雪さえ無ければ、恐らく節エネモードでとんでもない電気代になることは無いと思います!
雪国で北国のつぶちょこ家も、ひとまず6月は節エネモードで良さそうです。
(ただし、もちろん責任は負えませんのであしからず💦💦💦)

6月がどうだったか分かったら、またご報告しますね🤗

日照時間が短い時期はスマートモード

夜間買電料金 > 発電の売電単価 の状況で、夜間の単価が終了した朝の時間帯に、発電量よりも使用量がかなり上回りそうであれば、スマートモードをオススメします。
夜間の時間帯(最後の1時間とか)を充電する時間に設定して、蓄電池に残しておく残量レベルをお好みで設定すればOKです。

つぶちょこ家の2023年6月からの状況

最後になりましたが、つぶちょこ家では6月1日から節エネモードに変更しました😎
朝の時間帯の動きはこんな感じでした↓
6時台:発電開始、使用した残りで充電も開始
7時台:発電から、使用と充電をしながら、売電も少し
8時台:発電から、使用と充電をしながら、売電もがっつり
9時台:発電から、使用と、フル充電完了、売電もがっつり

↓は、朝8時過ぎのパワーモニターの実際の画像です😎

(夜中0時を回って10分くらいで節エネモードに変更したため、充電100%の状態から夜間に放電されています。買った電気は、その10分くらいのものです。)
今日の夕方太陽光が少なくなった時間から放電されると思うので、今日からは夜間に買電する量がもっと増えると思います。

長い記事、最後までお読みいただきありがとうございました!
どなたかの参考になれば幸いです🙌

つぶちょこ
つぶちょこ

電気料金の値上げ、ほんっとうにイタイですね。。。

少しでも抑えられますように。


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